2018年3月26日月曜日

カンムリウミスズメ 洋上観察会

3月17日、門川町主催の 「カンムリウムスズメの洋上観察会」でした。カンムリウミスズメは 体の大きさが約24㎝、重さが160g~170gくらいの鳥です。体は黒と白の二色、小さなペンギンのようにもみえます。白い頭に黒いひものような飾り羽があり それが冠のように見えることからカンムリウミスズメと名前がついたようです。一生のほとんどを海上で生活するそうです。足に水かきがついていて泳ぎは得意ですが飛ぶ事や陸を歩く事は上手ではありません。(門川町の資料より)
門川町庵川漁港を出港、岸壁で釣りをする人がいます。


産卵の時期は 先に見える枇榔島(びろうじま)に上陸するカンムリウミスズメ、日本で一番多くのカンムリウミスズメが集まって子育てをする島だそうです。

数羽の群れで海に浮かんでいる姿を発見、海上すれすれを パタパタと飛ぶところも見られました。


小さい体で広い海の上を、、、。

 枇榔島に接近しましたが上陸はせず、今回は洋上から眺めるのみ



枇榔島を船で一周して帰りました。門川町マスコットキャラクターの「かどっぴーと がわっぴー」は カンムリウミスズメがモデル、本日はこの二羽の登場で 観察会終了としましょう。


貴重なカンムリウムスズメ、生息数が減っていると言われます。一部のマナーを守らない釣り人の影響、台風の大型化による塩害や強風、高波で島への植物への影響など考えられるようです。

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