大量の砂鉄と木炭を必要とする「たたら製鉄」、両方が豊富だった奥出雲地方では 古代より製鉄業が営まれ 独特の文化が栄えたとあります。雲南市吉田では 田部家が経営しており「田部家土蔵群」が残っています。
「鉄の歴史博物館」はとても興味深いものでした。最後のたたら師と言われる方々の「たたら製鉄」の仕事を 岩波映画が製作したビデオの放映には見入ってしまいました。三日三晩寝ずに仕事をします。目で見た感覚で作業、熱い炎で目を傷めたといいます。ジブリの「もののけ姫」にもたたら製鉄が取り上げられています。
玄関に「けら」(砂鉄からつくられた粗鋼)が置かれています。この中に刀剣になる玉鋼(たまはがね)が入っていることもあります。(これは高速道路工事中に偶然掘り出されたものだそうです。)
砂鉄を集める作業
山奥の作業場
敷地内にあった赤い実はガマズミでしょうか。
散策中に出会った仏像とハギ
田部氏が学校に寄贈した建物
菅谷たたら山内(さんない)「菅谷高殿」出雲市雲南町吉田
走行中に見かけた民家、風情があり思わず車を止めた、、、。
たたら製鉄の旅 まだまだ続きます。
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